ペンの効用

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どんなにPCやタブレット端末が進化しても、ペンには勝てません。


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ビジネスで、咄嗟にメモを取る必要に迫られたとき、電源を入れている時間などありません。


ペンが見つからなければ、iPhoneのボイスメモでその場をしのぎますか?


まず、相手の話を録音をするからには、相手に一言伝える必要があります。


そもそも、iPhoneを使って録音する行為自体が、相手の話の腰を折ってしまいます。


でも、メモを取ることは自由で、失礼なことではありません。


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堂々とペンを出して、相手の話をメモりましょう。


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上司、部下、取引先などとの様々なミーティングで、ペンは大活躍します。


相手の意見などを走り書きでまとめることができれば、よりロジカルな主張が実現できます。


特に、反対意見を述べる場合は、このメモがさらに効果的に作用します。





多くの人が出席するミーティングでは、効果的な発言が必須となります。


自分の意見を発信することが最も重要ですが、最低でも意味のある質問をすることが必要となります。


いずれにしても、ミーティング中に必ず一度は、自分のプレゼンスを出す必要があります。


特に欧米では、その傾向がさらに強く、ミーティングに積極的に絡めない人は、ネガティブな人と評価され大きなマイナスです。


東南アジアなどのグローバル企業のミーティングでも、欧米と同様に、ミーティングにいかに貢献するかが大変重要です。


日本でも、海外展開している企業などを中心に、欧米的なミーティングが主流になりつつあります。


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インパクトのある意見を発信するためには、ミーティングの最中、速攻でアイデアをまとめなくてはなりません。


アイデアがまだクリアでない状態では、バラバラのピースをまとめて、パズルを完成させる必要があります。


このとき、最も威力を発揮するのが、やはり走り書きです。


支離滅裂なアイデアを書きなぐる中で、最終的な意見に近づけていく作業はとても重要です。


デジタル機器がいかに進歩しても、この作業に取って代わることは不可能です。





ちなみに、僕はITを軽視しているわけではありません。


むしろ、ITは、会計や英語と並び、ビジネスに於ける最も重要な位置付けです。


デジタル機器を駆使して、ビジネスの生産性を高めることは、企業が目指すべき理想的な姿です。




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「ペン、システム手帳、メモ帳、ノートPC、iPhone」




この5点全てが僕にとっては必需品で、常に携帯しているビジネスツールとなります。


また、全てのデジタルデバイスは、クラウドでリンクさせています。


アナログ的な手法を完全に排除することは不可能なため、いかにアナログとデジタルを効果的に融合させることができるかを、いつも考えています。


実は、僕はアナログ推奨派ではなく、むしろデジタル推奨派の立場です。


もっと言えば、ITマニアの部類です。





1993年に初代ザウルス「PI-3000」が発表されたとき、ペンが絶滅することを危惧した人達もいました。


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Source of image: http://www.sharp.co.jp


ちなみに、発売当時、ザウルスは愛称として使われていました。


この手書き認識のテクノロジーは、なんとアップル社との共同開発となります。


時期を同じく発表された、アップル社「Newton Message Pad」でも同じテクノロジーが使われています。


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あまり知られていませんが、このNewtonが、iPhoneの礎となったと言う人も多くいます。


その後、1996年に発表された「Palm(パーム)」に搭載された「Palm OS」は、電子手帳のOSとしては史上最強でした。


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An early model—the PalmPilot Personal


ペンで書くスピードに限りなく近い、圧倒的な速さの入力を目指して開発されました。


ソニーもこのPalm OSを使った電子手帳を販売していた時期がありました。


僕は、これらの電子手帳を全て実際に使い倒したことで、それぞれのメリット・デメリットを実感しています。


今思えば、実用面ではメリットよりもデメリットが遥かに上回ります。


当時、外でのネット環境が充実していない状況では、デバイスが持つ本来の力を発揮できませんでした。


ただ、Palm OSについては、当時ソニーが参戦したことで、Windows OSのように進化し続ける可能性を期待していました。





結論から言えば、電子手帳(PDA)は、ペンの代わりにはなりませんでした。


やはり、スタイラスペンは、ペンの代替品には程遠いツールです。





昨今のデジタル機器の進化は目を見張るものがあります。


でも、おそらくこの先10年~20年程度では、完全にペンに代わるデジタルデバイスは世に出てこないでしょう。


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