あえて手巻き時計という選択→グランドセイコー

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1970年代までは、時計と言えば、手巻き時計でした。


時計の竜頭(リューズ)を毎日巻くことが、かつての日課だったんです。


でも今や、機械式時計のほとんどが自動巻き(オートマチック)です。


腕に付けてさえいれば、自動的にゼンマイが巻き上げられますので、毎日付けられる方には、非常に実用的です。



一方、手巻きは、リューズを巻き上げなければ、時計は止まってしまいます。


ゼンマイが完全に巻き上げられた状態でも、2日~3日程度しか持ちません。




あえて手巻き時計を選ぶ理由は何でしょうか?



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ほとんどのアンティーク時計の愛好家は、紛れもない手巻きマニアです。


そして、アンティーク時計を実生活で使用している方も多くいます。


リューズを巻くときは、ゼンマイを切ってしまわないように、細心の注意を払う必要があります。



今販売されている手巻き時計は、ゼンマイが巻き上がってもリューズを回すことができますが、切れないようつくられていますので安心です。


また、ほとんどの場合、日常生活防水程度の機能も標準的に備わっています。



今の手巻き時計は、実用的に進化していますので、非常に扱いやすくなっています。


とは言っても、自動巻きほど実用的じゃありませんが。



正直言えば、手巻き時計を選ぶメリットは、はっきり言って何もありません。


ただ構造的にシンプルですので、メンテナンス性が高く、時計の厚みを抑えることができます。


でも、これは手巻きにする理由としては、ちょっと弱いですね。



ズバリ言います。



リューズを巻き上げる瞬間が至福のときなんです。


巻き上げたあと、時計が動き出す瞬間。


何ものにも代えがたい時間です。



そして、日本が誇る手巻きムーブメントと言えば、グランドセイコーの「Caliber 9S64」でしょう。

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「キャリバー9S54」の後継ムーブメントである「キャリバー9S64」は、持続時間が約50時間から約72時間(約3日間)へと向上したことで、トルクが緩やかに減少していくため、より安定した精度を実現できるようになりました。

輪列受けを一体化してムーブメントを覆うことで、手巻ムーブメントならではの安定感、一体感のある美しい外観に仕上がっています。

Source: Grand Seiko


この9Sメカニカルは、パーツ製造からムーブメント設計、組立、調整まですべてをグランドセイコーで行っています。


グランドセイコーは、時計王国スイスでも僅かしかない、マニュファクチュールです。


だからこそ実現できる精緻なムーブメントなんです。


ちなみに、僕が初めて買った手巻き時計は、グランドセイコーの44GS復刻モデルです。


それまでは、実用面を重視し、自動巻きモデルにしか興味が無かったのですが、44GSを実際に見て魅せられてしまいました。
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Source: Grand Seiko


特に44GSのエッジは、日本刀に例えられる出来映えで、グランドセイコーならではの作りこみと言えます。


このガワのつくりが素晴らしい点は、全てのグランドセイコーのモデルに共通しています。


あまりに美しいので、毎回使う前にクロスで磨くことが習慣になっています。


さらに非実用的ですけど。




というわけで、グランドセイコーから、お勧めの手巻き時計2点をこれから紹介します。



SBGW251

初代グランドセイコーリミテッドコレクション2017

「復刻デザイン」

ケース幅38.0mm

3,200,000 円+税

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Source: Grand Seiko



もう、何も語る必要はないでしょう。


最高級のプラチナモデルに、凹型に加工したGrand Seikoロゴがエッチング処理されています。


実際の初代には、ステンレスモデルの設定はなく、ゴールドが主流でした。


当時、僅かに生産された幻のモデルがプラチナで、その伝説のモデルの復刻となります。





SBGW031

ケース幅37.3mm

430,000 円+税

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Source: Grand Seiko

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Source: Amazon


柔らかな丸みを帯びたダイヤル、ダイヤルの丸みに沿うように先端に曲げ加工が施された針、昔ながらのクラシカルなフォルムを蘇らせたボックス型サファイアガラスが、味わい深いアイボリーのダイヤルと調和して、上品なクラシックスタイルを引き立てています。
峰カット形状で丁寧に磨き込まれた時分針、ザラツ研磨を施したケースのかん足部は、光を受けて美しく輝きます。
裏ぶたはシースルーバック仕様となったことで、機械式ムーブメントが精緻な時を紡ぐ動きを目で見てお楽しみいただけます。

Source: Grand Seiko



裏スケを堪能したい方に特にお勧めです。


せっかくの手巻きですから、機械式ムーブメントは、いつも見ていたいですよね。


今後は、「SEIKO」のロゴが無くなりますので、SEIKO3連ロゴファンの方は、ぜひ今のうちに手に入れてください。



本当にどこから見ても、クラシックで優雅です。


決して目立つことはなく、堂々とした佇まいです。


これこそが、究極の普通です。


そして、ケース幅37.3mmのこの小ぶりなサイズが、さらにクラシックな手巻き時計を引き立てています。


標準的な日本人に最も合うケースサイズは、38mm前後です。


全体のバランスを見たときに、現代の世界的な主流である40mm以上のサイズは、日本人には少々厳しいと感じます。


40mm以上のサイズが許されるのは、ダイバーズウォッチに代表される、スポーツウォッチに限ります。



いかがでしたか。


どちらを選んでも一生モノとして愛着を持って使えるはずです。


前者のプラチナモデルは限定品で、非常に高額です。なので、生活に余裕がある方限定とさせていただければと。


腕時計は生活を犠牲にしてまで購入するものではありません。


後者の「SBGW031」は、比較的リーズナブルで、日常使いでガンガンいけるモデルです。


発表されてから時間も経過しており、世界的にも安定した高い評価を受けている成熟したモデルです。



本当にどちらを選んでも損はない、グランドセイコーを代表する素晴らしいモデルです。










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