「エナメル文字盤」パテックかセイコーか?

画像


唐突ですが、最近エナメル文字盤の腕時計が気になります。


エナメル(enamel)とは琺瑯(ほうろう)のことです。


フランス語ではエマイユ(émail)と呼ばれ、文字盤に「EMAIL」と書かれた腕時計もよく見ます。




エナメル文字盤は、ガラス質の塗料を文字盤に施すのですが、大変難しい技法とされています。


そのためエナメル文字盤を採用するブランドは僅かしかありません。


エナメル文字盤の教科書的な存在でもある「ユリス・ナルダン」は、美術工芸品とも呼べる芸術性の高い文字盤を採用した腕時計を数多く発表しています。


ただ実用的に使うには、煌びやかすぎてあまり落ち着かないですね。






実用性を兼ね備えた腕時計と言えば「パテック・フィリップ」の名作。

画像


「カラトラバ 5116R」




息を呑む美しさのエナメル文字盤です。

画像


文字盤にEMAIL(エマイユ)と書かれていますね。

画像


職人によって丹念に彫金された「クルー・ド・パリ」ベゼルはパリの石畳をモチーフにしています。


ケース径は36mmで、厚さ7.93mm。


ビジネスや日常使いで、ゴールド色であることを意識させない絶妙なサイズです。


平均的な日本人男性に最も合うケース径は36mmから40mm。


さらに特筆すべきは7.93mmの薄さです。


これほど極薄だと、もう着けていることを忘れるほど手首に馴染みます。


さらに面倒な手巻き時計であることにも強い愛着が湧きます。


僕が好きなイエローゴールドではなくローズゴールドですが、ローズ色が主張し過ぎず、とても上品で落ち着いた仕上がりです。


限りなく普通ですが、一生モノの腕時計代表です。


唯一の難点は車一台買えてしまう値段だということ。

画像



ええ。とても高いです。




購入するには相当な覚悟が必要です。


こんな時、英語では「Shoot Niagara」がしっくりきます。


和訳は「ナイアガラから飛び降りる」です。


日本の「清水の舞台から飛び降りる」とほぼ同等です。


「大きな危険を冒す」と言いたい時にもぴったりです。


まあ、そこまで考えるなら購入するなって話ですが。


「後悔先に立たず」ですから。






もっと手軽にエナメル文字盤を楽しみたい方もいますよね。


ええ。知ってます。


そんな方にぜひお勧めしたい腕時計があります。


コストパフォーマンスを考えるとこれが最強です。




Seiko Presage 青琺瑯モデル

画像


「SARX053」


画像


セイコーブティック、セイコーウオッチサロン専用モデルです。


気になるお値段は100,000円 + 税。


ケース径は40.5mm 、厚さ12.4mm。


パテック・フィリップのカラトラバが3気圧防水に対して、こちらは余裕の10気圧防水です。


若干大きめのサイズですが、より実用性が高いモデルとなっています。

画像


濃紺の琺瑯ダイヤルが技ありです。


もちろん伝統的な白琺瑯モデルもいいのですが、この色は他の人と決して被りません。


そして、日本で琺瑯ダイヤルと言えば昔からずっとセイコーです。


セイコーには日本で唯一の琺瑯職人として名高い横澤氏がいます。


塗布面の厚さ、わずか0.01mm刻みの仕上がりを見抜く眼力を持つ匠だそう。

画像


まさに生ける伝説とも言える横澤氏だからこそ出来る神業です。






全く対照的な両者ですが、それぞれ異なった魅力があります。


単純に値段が高いほうが偉いなどといった等式は成り立ちません。


自分のライフスタイルに合っていることが何よりも大切です。


あえてのSeiko Presage 青琺瑯モデルにした方には、自信を持って、堂々とドヤ顔で着けて欲しいですね。






さて、日本は過去最強クラスの寒波が襲来しています。


朝は路面の凍結が想定されますので、ペンギンを見習って少しずつ歩を進めて下さい。

画像


足の裏全体を地面につける気持ちで、ペンギンのように足を擦り出せれば完璧です。


ヨーロッパやアメリカの一部の極寒地域では、安全な「ペンギン歩き」が本当によく知られています。






Source;

www.patek.com

www.seiko-watch.co.jp


















"「エナメル文字盤」パテックかセイコーか?" へのコメントを書く

お名前[必須入力]
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント[必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。