「水の都」ベネチア

「水の都」ベネチア(Venezia)。


クロアチアのドゥブロヴニクと同様に「アドリア海の真珠」とも呼ばれています。




人口約27万人のイタリア北東部アドリア海に面する港湾都市です。




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市街地を二つに分ける大運河と、200あまりの運河によって形成されています。


1987年、世界遺産の文化遺産として登録されました。


14~15世紀にはベネチア共和国として繁栄しましたが、オスマン帝国の攻勢と東西貿易の主要港としての地位を失ったことで衰退化し、1866年イタリアに併合されました。




英語名はベニス(Venice)となります。


ちなみにカリフォルニア州ロサンゼルスの一地区であるベニス(Venice)は、最初の地主がベネチアのような場所を目指したことが始まりです。




イタリアの中でもベネチアはとても特別な場所です。


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歴史的な教会や宮殿、趣のあるホテルなどが運河沿いに建ち並び、街中の至るところで、音楽、絵画などを心行くまで楽しむことができます。


特にサン・マルコ広場は「世界で最も美しい広場」と言われています。


1720年にサン・マルコ広場でオープンしたカフェ「Caffè Florian」が世界最古となり、今もなお歴史的なカフェはサン・マルコ広場に集中しています。


ちなみに、カフェ・ラテ発祥の店としても有名です。




そして僕のお勧めのカフェはこちらです。


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外観を見ただけで格式の高さを感じるほど特別なオーラを放つ1750年創業の「Gran Caffè Lavena」です。


作曲家ワーグナーがこのカフェで作曲をすることもあったようです。


店内のインテリアは懐古主義的な豪華さで、言葉で言い表せないほど素敵です。


ここはウェブサイトも秀逸ですので興味のある方はこちらからどうぞ。




当時の上流社会の社交場となっていたカフェの名残が、ウェイターの正装にも表れています。




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広場に面したゴシック建築のドゥカーレ宮殿です。




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この写真は「ため息橋」です。


ドゥカーレ宮殿と水路を隔てた牢獄に繋がっています。


この橋を通った囚人は二度と生きて帰ることは無かったそうです。




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11世紀に建てられたビザンティン建築のサン・マルコ寺院です。


ベネチアで最も有名な大聖堂。サン・マルコ寺院の太陽の光によって輝く黄金の尖塔が特徴的で「黄金の教会」とも呼ばれています。




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高さ98.6mの赤いレンガ造りの塔が、街のシンボルでもあるサン・マルコの鐘楼です。


見晴台からベネチアの絶景を見渡すことができます。




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ルイヴィトンなどの路面店もベネチアの景観を崩さないような建築になっています。




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またアドリア海でとれた魚介類がとても新鮮で、食も存分に堪能できます。


トマト風味のイカスミのスパゲッティも絶対外せない代表的な料理です。


アサリやムール貝の炒め蒸しもニンニクがきいていて絶品です。






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日本人がイメージする「陽気なイタリア人」という概念は、南イタリアの方によく当てはまります。




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でもベネチアを含む北イタリアの方はそれほど陽気ではなく、どちらかと言えばフランス人やドイツ人のような生真面目な気質です。


イタリア半島が統一されるまで10の小国に分かれていて、主に北部はオーストリア、南部はスペインに支配されていました。


複雑な歴史を歩んできた名残りは今も色濃く、地域によって市民性や文化がまったく違います。


ビジネスの場では猛烈に働くイタリア人も多くいますので、イタリア人は怠け者という先入観は捨てたほうがいいと思います。






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悲しいことに、近年の地球温暖化や地盤沈下によって、将来ベネチアが消滅する可能性があります。


ベネチア周辺の海面は、温暖化の影響を受け過去100年で約10センチも上昇し、24cmもの地盤沈下が進みました。


1000年に渡り沈下は続いていますが、近々の100年で進行は急激に加速しています。


もともと砂浜に建てられた人工都市な上に、低い土地で地盤も弱いので対策も限られています。




こんなに美しいベネチアの街が、将来アドリア海に飲み込まれてしまうことだけは想像したくないですね。





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