「パテックフィリップ」のブランディングと「グランドセイコー」

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パテック フィリップ・インターナショナルマガジン


Vol. IV No. 1からNo.3を並べたものです。



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この雑誌は1996年の創刊以来、世界中のパテックフィリップ正規購入者に年2回無料で提供され続けています。


表紙を見てもらえば一目瞭然ですが、時計を前面に出していません。


パテックフィリップは自社の時計をこれまで一度も表紙に使ったことはありません。


代わりに美しく芸術性の高い写真を積極的に採用しています。


冊子の内容は時計のことはもちろんですが、それ以上にライフスタイルに関する記事にページを割いています。


読み物として非常に面白く、その内容や写真の素晴らしさにいつも感心します。


そしてその充実した内容は、日本語と英語を含めて8か国語で展開されています。


こういったパテックフィリップのブランディングは他社と比べて卓越しています。






高級時計メーカーにとって、ブランド戦略は極めて重要です。


ブランド戦略によって、高級感や信頼感などのプレミアムなイメージが作り上げられるからです。






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ブランド戦略と言えばルイヴィトンを抜きにして語ることはできません。


ルイヴィトンは管理が行き届く直営店以外では販売をせず、値引きを一切しません。


そして社員が購入する際にも、特別価格などを絶対に適用しないという徹底ぶりです。


ルイヴィトンはコラボレーションなどの限定品も多いですが、それよりもモノグラムやダミエなどの定番商品がよく売れています。


普遍的なデザインで、何年経っても古さを感じさせないところにブランドへの忠誠心が生まれます。






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2002年から2008年まで、ルイヴィトン表参道ビルの最上階2フロアに「CELUX」という会員制ラウンジがありました。


会員だけが持つアクセスキーを使って、専用エレベーターで向かいます。


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LVJグループが運営していた会員制クラブで、単なる販売だけでなく、クラブパーティーの開催やライフスタイルの提案など様々なサービスを提供していました。


会員制クラブということもあって、芸能人や著名人の方も騒がれずにゆったりと過ごせる特別な空間です。


賛否両論はありますが、こういった顧客の差別化に関してルイヴィトンは本当に上手いですね。


CELUXのスタッフは明るくフレンドリーでとても親しみやすかったのが、今でも強く印象に残っています。






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さて、日本製高級時計と言えばグランドセイコーです。


今年からグランドセイコーはセイコーから独立し、より高級路線を歩んでいます。


目下公言している企業目標は下記2点となります。



1. もっとラグジュアリーシーンの需要に応える


2. 独自の世界観を持つブランドとしてグローバル市場で存在感を高める



パテックフィリップやルイヴィトンのブランド戦略は神がかり的とも言えますが、ブランディングのバイブルとして参考になるところは多々あります。


日本を代表する高級時計ブランドとして、「Grand Seiko」が世界に飛躍できることを祈っています。


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