グランドセイコー 160周年記念限定モデル



服部金太郎生誕160周年記念限定モデル


SBGZ005

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プラチナ製ケースに放射模様発想を得たとされる多層ダイヤル。

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ケースサイズは横37.5mm × 厚さ9.6mmとなります。

現行モデルのSBGW257では、ケースサイズが横38mm × 厚さ10.9mmですので、更に薄くエレガントになりました。


3日間を優に超える約84時間の持続時間を持つスプリングドライブムーブメントを採用し、裏蓋から透けるムーブメントの美しさはグランドセイコー史上最高の出来です。

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価格は11,550,000円(税込)。


全てにおいてスイスの雲上ブランドとも対等に戦える作品に仕上がっています。




巷ではグランドセイコーの100万円を超えるラインナップについて、理由も無く高すぎると言う方がいますが、そのほとんどが断片的なファクトから稚拙な見解を示しているにすぎません。


ただ世界的に見ると100万円を超える腕時計のほとんどが、スイスを中心とした欧州ブランドが占めているのが周知の事実です。


それは日本においても同じです。


コロナ禍前の2019年の一般社団法人日本時計協会のデータによれば、腕時計の国内ブランドの市場規模は、数量ベースで27%、金額ベースではわずか22%にすぎません。


グランドセイコーはその海外勢の牙城を崩すべく、新たな発展に向けた舵取りをしています。


大切なことは、100万円超えの腕時計を欲する男性顧客を囲い込み、50万円以上の高価な腕時計を購入する自立した女性顧客の比率を上げることです。

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ただそれは口で言うほど簡単ではなく、夢の実現にはグランドセイコーがラグジュアリーブランドになることが大前提です。




ラグジュアリーブランドとは何でしょうか?



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例えばルイ・ヴィトンは紛れもなくラグジュアリーブランドで、それはまさに宗教にも通じるところがあります。


何故なら多くの人達がルイ・ヴィトンを欲するのは、それがルイ・ヴィトンだからなのです。


そこには何の理屈もいりません。




腕時計ではスイスの雲上ブランドと呼ばれるパテック・フィリップがまさにラグジュアリーブランドです。

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かつて僕が書いたブログで、パテック・フィリップのアクアノートとグランドセイコーの鏡面仕上げについて比較したことがあります。




僕はブログの中でこのような本音を吐露しています。

ケースの鏡面仕上げには一切の歪みが無く、その完璧な作り込みは、雲上ブランドのパテック・フィリップをも凌駕するかのようです。

それをご覧になった方から下記のコメントを頂きました。

クタクタのアクアノートと対比すんなよ。 工業製品と芸術品を比べてどうすんの? ジャンルが違いすぎ(笑) 仕上げなんかもパテックフィリップの足元にも及ばんわ(笑)by ななし

ちなみにこのブログには僕が使い倒したアクアノートの写真を掲載しています。




パテック・フィリップのアクアノートは芸術品ですか?

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誤解を恐れずに言えば、ステンレス製のアクアノートは決して芸術品などではなく、実用的に使い倒すための完全な工業製品です。


そもそもアクアノートのようなステンレス製のスポーツウオッチは、海やプールでアクティブに使う方も多く、ピカピカの鏡面仕上げを保つのは容易ではありません。


確かにパテック・フィリップの中でも、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーなど一部の複雑時計は芸術品と言えるでしょう。


数千万円もする腕時計の制作に費やす工数は並大抵ではなく、アクアノートのように量産される工業製品とは一線を画します。


ラグジュアリーブランドであるパテック・フィリップはあまりにも絶対的な存在であり、時計業界においては神とも呼べる存在です。

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ななしさんのように、パテック教を崇拝している方にとっては、グランドセイコーとの比較は神を汚す行為とも言えます。


工業的な処理の一つである鏡面仕上げの比較は、測定器を使って歪みを測るなど多種多様な手段があります。


そういったロジカルな比較すら許されないほど、パテック・フィリップは神格化されたブランディングに成功しています。




今月、パテック フィリップ社長であるティエリー・スターンの名でダイレクトメールを頂きました。

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まさに今この瞬間より、目を見張る待望の新作グランド・コンプリケーションの全貌を、reveal.patek.comにてご覧いただけます。こうした重要な新作発表のニュースを、報道機関や一般の方々に1時間ほど先駆けてオーナー様に披露するのは、初めてのことです。こうして新しい時計を直々にご案内し、チャイム・ウォッチへの私の特別な思い入れを共有できることを、大変嬉しく思っております。

パテック・フィリップのオーナーであれば誰もが優越感に浸れる瞬間です。


このような特別な演出も本当に長けていますね。


顧客を非顧客と差別化することで更にその存在は崇高なものになります。




また、ラグジュアリー戦略のマーケティングで重要な逆張りの法則の中でも、このラグジュアリーブランドにおける芸術との関係性は切っても切り離せません。


パテック・フィリップが芸術への投資を惜しまない理由はそこにあります。


本物の芸術品や芸術家への関わりを世間に露出させることで、芸術とパテック・フィリップの存在を顧客の深層心理にオーバーラップさせます。


ここで言うオーバーラップとは、サザンオールスターズの歌を聞いて、ナチュラルに海辺の景色を思い浮かべてしまうのと同じです。




そして最も重要な逆張りは、明確な欠陥を持つことです。

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言い換えれば、製品の魅力を最大化するために、あえて戦略的に十分な欠陥を用意します。


顧客に感動を与えることを何よりも重視するが故に、機能面を鮮明に切り離します。


ラグジュアリー戦略では、工業製品で重視される完璧なものづくりとは全く異なるアプローチをとります。


フェラーリやランボルギーニはトヨタ車より故障が多く、工業製品としては不完全と言わざるを得ません。


でもそれはラグジュアリーブランドの重要な条件であり理想的な姿なんです。




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そう顧客に言わせることが出来れば、その存在は唯一無二の証明でもあります。




少し話が長くなりましたので本題に戻ります。


全体的な仕上げについて言えば、確かにアクアノートが100万円以下のグランドセイコーよりも一日の長がありますが、グランドセイコーの鏡面仕上げにパテック・フィリップのアクアノートが優っていると断言出来るほどの明確な差がありません。


もっと言えば、グランドセイコーの鏡面仕上げは多くの高級スイスブランドを凌駕しています。




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これこそがラグジュアリーブランドとしての究極の姿です。

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日本が誇る高級腕時計ブランドとして、顧客にそう言わしめるような存在になって欲しいと願っています。


今回リリースされるSBGZ005は、加工技法の結集とも言える独特な文字盤や、時代の一歩先を行く独自性の極めて高い美しいムーブメントを誇ります。


今後のグランドセイコーの世界戦略に期待しています。




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