現代アート 村上隆とは何なのか?
村上 隆
日本を代表するポップ・アーティスト。
そして世界的な現代アートの巨匠です。
僕が彼の作品に興味を持ったきっかけは、ルイ・ヴィトンとのコラボレーション企画。
2008年にリリースされたLVロゴと迷彩柄をモチーフにした限定品は、世界中が熱狂する大ヒットとなりました。
正式にはMONOGRAMOUFLAGE(モノグラモフラージュ)と言われています。
ちなみに僕もゲットしました。
ルイ・ヴィトンのコラボレーションは数多くありますが、これほど長きにわたりプレミアム価格となっている商品はそうありません。
同年、彼は米Time誌の "The World's Most Influential People - The 2008 TIME 100"(世界で最も影響力のある100人)に選出されました。
作品が世界的に高く評価され、日本を代表する現代美術家であるはずなのに、なぜか日本国内で批判する人が後を絶たちません。
2010年にフランスのベルサイユ宮殿で開催された個展では、村上作品が宮殿を占拠しました。
多くの人が称賛するなか、一部でベルサイユ宮殿に対する冒とくだと抗議する人もいました。
ただメディアの報道とは裏腹に、実際に抗議をしていた人はごく僅かでした。
日本の文化をどう世界に伝えるのか?
美しい面と汚い面。
それをどう表現するかが現代アートだとすれば、文化の解釈が重要です。
どう伝えるか?
それはまるで翻訳のような作業です。
現代アートの翻訳家として、彼はピカソと比較されるだけの功績を残しています。
彼の批判の多くは、元ネタがアニメだとか、はたまた画力が無いとか、現代アートの評価とは関係の無い意見が目立ちます。
でも現代アートにとって、画力よりも作品のプレゼンテーションのほうがはるかに重要です。
その観点から見れば、彼に対する批判のほとんどが的外れだと言えます。
VIRGIL ABLOH(ヴァージル・アブロー)
この人もまた、世界中から注目を集めています。
建築家、アート・ディレクター、グラフィック・デザイナーと、いくつもの肩書を持ち、自身のブランド「OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH」は、商品が恒常的な品切れになるほど人気を博しています。
リモワのラゲッジやナイキのシューズなど、OFF-WHITEの限定コラボレーションモデルは、そのどれもがプレミアム価格で取引されています。
今年3月、彼はルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターに就任しました。
ルイ・ヴィトン初の黒人デザイナーとなったことは、歴史的快挙としてABCニュースなどでも特集されました。
また、彼が手がけるルイ・ヴィトンの2019年の春夏コレクションは今から大きな話題になっています。
MURAKAMI & ABLOH
“AMERICA TOO”
10月10日~25日、ビバリーヒルズの「Gagosian Gallery」で開催されていた展覧会に行って来ました。
期間限定のコラボで、現代アート史上最高峰のイベントです。
作品を見た印象は、独創的で刺激的。
「すごい」の一言に尽きます。
本当に素晴らしい作品を前に圧倒されました。
ところで、むかしは動画編集と言えば、その道のプロしか関わることが出来ないほど難しいものでした。
でも今や誰でも手軽にプロ並みの動画編集が可能となりました。
それによって現代の映像クリエイターは、アイデアとセンスが無いと生き残れない時代になりました。
アートはこれからますます進化し多様化します。
表現方法もITの進化によって無限大に拡がるでしょう。
もしかすると、AI(人口知能)による現代アートが、世界を席巻する日が来るかもしれません。
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